ニュージーランドホークスベイ地方ネーピアの現地情報

さて前回に続いて、今回もニュージーランドの都市について特集する。皆さんは京都を訪れたことがあるだろうか?古都の幻想的風景が現在に残る空間は見る人を飽きさせない。今回はニュージーランドで幻想的な空間に出会うことができるホークスベイ地方ネーピアについて紹介していく。ネーピアは1930年代の建造物が良好な状態で保存されているユニークな街だ。ネーピアは歴史に残る災害を乗り越えて世界でも有数のアールデコの街として近年生き返った。1931年に発生した大地震では3分間以上もホークスベイ全域を揺らしたのでこれにより中心街は壊滅し、260人近い犠牲者が出る惨事となった辛い過去がある。ただこの直後からすぐに再建が進み、この間に新築された建物は、アールデコ様式やスペイン風スパニッシュ・ミッション様式、そして直線的な幾何学模様のストリップ・クラシカル様式といった当時の流行のスタイルを反映したもので、フランク・ロイド・ライトを尊敬する地元の建築家、ルイス・ヘイの才能が存分に発揮されている。ヘイスティングス・ストリートとエマーソン・ストリートの角にあるASB銀行の建物もそのひとつで、マオリ伝統のコルやジグザグのモチーフを取り入れたニュージーランドらしいユニークなデザインは目を見張るものがある。1930年代の建築デザインで統一されたネーピアの中心街はまるでタイムカプセルを彷彿させる。またアールデコ・トラストのインフォメーション・センターで地図を入手して、街並みを眺めながら散策もオススメ。1930年代のスタイルをテーマに、クラシックカーやファッション、音楽を楽しむ人々で連日賑わう。その他、ネーピアにはキッドナッパーズ岬のカツオドリのコロニーや、この地方の沖積土をうまく利用したブドウ園の数々などの見どころも多い。時間があればこちらも足を運んでみよう。ネーピアを是非訪れてみよう。アドベンチャー気分で街の散策が楽しめるはずだ。

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